この法人は、遺棄や虐待あるいは不要な繁殖などによる、不幸な動物をなくすための活動を行い、 これによって人と動物がよりよい関係のもとで暮らせる地域作りに貢献し、 また適正飼育について啓発活動を行うことにより、 社会教育や子どもの健全育成に寄与することを目的とする。
特定非営利活動に係る事業
①不幸な野良猫を増やさないための、TNRおよび地域猫活動事業
②犬猫の保護・治療を行い、新しい飼い主を探す譲渡事業
③命の大切さと適正飼育を広める啓発事業
④災害時の備えやペット同行避難を周知推進する事業
⑤その他この法人の目的の達成のために必要な事業
かつて犬や猫は、狩りの手助けや財産を守るために人に飼われてきました。 しかし現在では、人生を共に歩む伴侶(コンパニオンアニマル)として、 家族、時にはそれ以上の存在になっています。
人間が動物を利用する一方で、様々な問題も起こっています。 年間8万頭にも上る殺処分(2015年度)をはじめ、遺棄、虐待、鳴き声や糞尿被害など。 また高齢者の死亡や入院等により、飼育不能となるケースも目立ってきています。 自治体や保健所に対しても、ペットに関わる苦情や引取依頼がなくなるということはありません。
私たちは平成25年より、野良猫の保護活動などを行なっていた個人ボランティアが集まり、 任意団体「まち・人・くらし・やいづワンニャンの会」を結成し、活動してきました。 個人で活動していたときと比べると、企業などからの協力も得られやすくなり、 大きな進歩を遂げてきたと自負しています。 また「不幸な動物を救う」だけでは問題解決に至らないとの考えから、 「不幸な動物を生み出させない」ために、地域住民を対象とした啓蒙啓発活動にも力を入れてきました。 ただ任意団体であるために、「ただの動物好き」「趣味でやっている」と見られがちで、 地域住民から理解や協力を得られないケースもあります。
わたし達がNPO法人化する目的としては、 ①社会的信用度を高めることによって、日々の活動を進めやすくすること。 ②会計を透明化することによって、広く経済的支援を得られるようにすること。 ③活動範囲を広く設定することで、志太榛原地区全体に動物愛護の精神を広め、「人も動物も住み やすい地域」にしていくこと。 などを目標にしていきます。
理事長:谷澤 勉
会員:13名(理事長を除く)、準会員:19名(2023年3月31日現在)
主たる事務所:静岡県焼津市
認証日:平成29年10月17日
【正会員】
年会費5,000円
会の目的に賛同し、何らかの形で活動に積極的に参加してくださる方。
【準会員】
年会費2,500円
会の目的に賛同し、活動に参加、協力してくださる方。
※会員が増えることで、より多くの方々に私たちの声を届けることができるようになります。
※「少しでも力になれたら」と思ったら、メールや譲渡会に来て、声をかけて下さい。
毎月2回の譲渡会を行っています。
①第一土曜日 イオン焼津店
②月1回随時 ピアゴ大覚寺店
ボランティアの方々によって保護された猫や犬たちが本当に幸せになれるよう、二度と不幸な目に会うことがないよう、私たちは願っています。
愛情と責任を持ち、この子たちを家族の一員として迎えてくださる方達を、譲渡会を通して探しています。
野良猫に安易に餌を与えないこと、飼育する場合は避妊・去勢手術を行うこと、など人と動物が仲良く暮らしていけるよう、地域のみなさんに働きかけをしています。
また譲渡会では、殺処分される犬や猫の現実と不妊去勢手術の必要性などを、広くみなさんに知っていただくためのパネル展も行っています。
大規模な地震が想定されている街に私たちは住んでいます。
災害が起こったとき、人は、動物はどうなってしまうのでしょう?
その時のために、できる事を少しずつ始めています。